2004年クリスマス小説
『Realize』 〜後編〜


外はまだ雪が降り続いているというのに、すげぇ熱い。
重ねた唇から熱が伝わって来る。
意識せずに口づけが激しくなっていく。

少しだけ…蘭の口中からアルコールの香りが漂ってきて、蘭との口付けに酔ったオレを更に酔わせる。

蘭は初めての激しい口付けにも抵抗する様子を見せない。
薄く目を開けて彼女の顔を見ると、頬を紅潮させ、オレとの口付けに酔い痴れているかのようだった。

初めて見るその表情に理性の箍が外れる。
ただ夢中で蘭の唇を貪っていた。
彼女を抱き締めるオレの腕に、更に力が入る。

「…ふ…」

息継ぎをするかのように蘭が小さく声を漏らした。
その僅かな隙も逃しがたく、口付けを深くする。
そうしながら、オレは抱き締めていた蘭の背中から肩へ、手を動かした。
「ん…」
肩を掠めた手はそのまま彼女の胸まで下りていき、オレは自分の掌に彼女の柔らかい胸の膨らみを包み込んだ。
「んっ!」
蘭が小さく身体を震わせた。

「…や…っ…」

蘭が口付けから逃れ、オレの身体を押し返した事によってオレは正気に戻った。


「…あ…ワリィ…」

ここまでするつもりは、正直言ってなかった。
ただ…蘭にキスをしたかっただけ。蘭に触れたかっただけ。

蘭は俯いて小さく震えていた。
「…ごめんな…止まんなくなっちまって…でもこういうのはイヤだよな…?」
俯いている為に表情は見えないが、ポロポロと綺麗な雫が滴り落ちている。

また…泣かせちまった…

…蘭が欲しい。
でも…男の欲望に負けて蘭を泣かせちまうのは御免だ。
何よりも大事なコイツを泣かせてまで抱くなんて…最低だ。

なのに…オレは…



「…ごめんね…新一…」
「…へ?」

何で蘭が謝るんだ?

「…イヤなんかじゃない…イヤじゃないよ…」
「でも、オメー今『イヤ』って…」
「…ごめん……怖かったの…初めてそうなるのは新一ってずっとずっと前から決めてたのに…新一じゃなくちゃイヤなのに…今日もしかしてそうなればいいって思ってたのに…今、新一が違う人みたいで…怖くなっちゃったの…」
オレの身体を押し返していた蘭の力が弱くなったのを見越して、オレは蘭を抱き締め直した。
「オレはオレだぜ…?オメーの良く知ってる工藤新一だ…他の誰でもねーよ…」
「うん…ごめんね…?」
「…だから…いいか?」


やっぱり欲しい。
蘭が嫌だと言うのなら、蘭がそのつもりになるまで待つ覚悟はあるが。

蘭さえ嫌じゃなければ…すぐにでも抱いてしまいたい…

『気を遣わせると悪いから園子のウチに泊まる事になってる』
そう言った蘭だが、本当はオレに抱かれるのを期待していた…?
『今日そうなればいいって思ってた』
蘭はさっきそう言った…

…そうなら…オレは…これ以上我慢したくない。
蘭を抱きたい。




蘭は小さく頷いた。
それを確認してオレは安堵の溜息を吐いた。

「…オレの部屋…行こう…?」

蘭は答える代わりにギュッと強くオレにしがみついた。







蘭をベッドに横たわらせると、オレは再び口付けた。
さっきよりも強く熱い口付け。
薄く開かれた彼女の唇を舌で割り、中に侵入する。
蘭の口内を余す所なく舌で這い回り、奥で震えるその舌に自分の舌を絡める。
最初は戸惑っている様子だった蘭も段々と慣れてきたのか、腕をオレの背中に回してオレを抱き締め、自ら舌を使ってオレの口付けに応えようとしていた。
その様子が堪らなく可愛い…

慣れないキスに必死で応えようとしてくれている。


先程は嫌がられてしまったが、再び蘭の胸に手を置いた。
蘭は瞬間ピクンッと小さく震えたが、オレのするままに身体を預けてくれていた。

何も余計な事を考えられないように…
オレは激しく舌を絡ませながら、蘭の胸を掌に包み込む。

蘭は恐怖と不安に負けないようにか、更にオレに強くしがみ付いてきた。

蘭の唇を解放すると、激しい口付けに溢れた二人の混じった唾液が蘭の顎を伝っていく。
それを舌で舐め取りながら、蘭の胸を包んだ手を動かす。

「あ…ん…」

初めての快楽に、蘭が声を上げた。

自分の声に驚いたのか、朱に染まった頬を更に紅潮させる。
オレにはその何気ない仕草が堪らない程可愛く、チュッと蘭の鼻の頭にキスを贈る。

「いいよ…声出しても。オレしか聞いてないんだからさ…」
「…やだよ…恥ずかしいじゃない…」
蘭はキュッと唇を結んだ。

オレは更に蘭の胸を弄る手の動きを激しくさせながら、蘭の耳元へ唇を移動させた。
「…ふ…ッ」
その身体がゾクゾクッと震える。
「蘭…好きだよ…」
彼女の耳元に口付けながら囁いた。
「ふ…ぁ…新一ぃ…」
蘭は必死になってオレの背にしがみついてきた。
「オメー耳弱ぇんだな…すげー可愛いよ…」
カプッとその柔らかな耳たぶを口に含むと、蘭は肩を竦めた。
「ひぁんッ」

それを甘く噛みながら舌先を耳の中に入れ込む。
「や…!新一ぃ…ッ」
無意識の内にオレの手は蘭のスカートの裾を捲り上げ、足を撫でていた。
オレの行動を支配しているのは既に欲望の方が大きい。
蘭を大事にしたい気持ちと滅茶苦茶に抱いてしまいたい気持ちが混在している。


ザラついたストッキングの上から、蘭の足を撫で回す。
再び口付けを再開すると、オレは足を撫でていた手を、腰の下にある二つの丘に滑らせた。
「ん…」

すげー…柔らかくて触れてるだけで気持ち好い…

唇から首筋にキスを降ろす。
蘭の白い肌に吸い付き、オレの所有を意味する紅い痕を残しながら、ストッキング越しに指先で蘭の秘所に触れた。

「ひあっ?」

イキナリ大事な部分に触れられた蘭の口から、悲鳴にも似た声が上がる。

ストッキングと下着を通しても、蘭の身体が熱くなっているのが判る。
「…すげ…」
思わず声にしてしまった。
蘭は、それを聞いてかぁっと顔を紅くし、羞恥に涙を零した。
その涙さえ、オレの欲望を煽り立てる。
さするようにしてそこに触れた指を動かすと、蘭は甘い吐息を吐き出す。

ストッキングの端に手を掛けると、オレはそれをそっと脱がせていった。
「なんか…破いちまいそうでこえーな…」
「………馬鹿…」


それを蘭の足から取り去ると、オレは堪らなくなって蘭の身体を少し浮かせて背中に手を回し、ワンピースのファスナーを少し乱暴に下ろした。
「や…!そんなに乱暴にしたらファスナー噛んじゃうじゃない…っ」
蘭は恥ずかしい為か、泣きそうな声で抗議する。
「仕方ねーじゃねーか…こんな事慣れてねーんだから…」
ワンピースの肩をグッと下ろすと、白い下着に包まれた蘭の胸が現れた。

下着越しにその豊満な胸を掌に納めた。
「ん…」

下着を通しても、蘭の胸の頂が硬く隆起していくのが判る。
グッと下着を下ろすと、せり上げられるようにして、蘭の胸が露になった。
「きゃ…!」
突然のオレの行動に、蘭は小さく悲鳴を上げた。

決め細やかで白く綺麗な丘。
その頂に置かれた息づいているかのような赤い蕾。


「………」

あまりの美しさに声も出ない。

「…見ないでよ…」

蘭が両腕で胸を庇おうとするのをオレはその手首を掴んで封じた。

「やだ…」
「見せろよ…蘭…オレだけに…」
腹の辺りで蟠ったワンピースを完全に脱がせて胸を覆う下着を取り払うと、蘭の身体に残されたのは一枚の布とオレが贈ったネックレスだけになった。

蘭に触れたくて、オレは蘭の腕を自分の背に回させるとその白い丘に口付けた。
「…ん…」

片方の胸を掌に包み込み、もう片方にはキスを繰り返す。
赤く色づいた頂に舌で触れると、蘭はビクッと震えた。
「ひぁんっ」

その声をもっと聞きたくて、チュッと吸い上げる。
「ふぁ…あ、ん、し…いち…っ」
舌にそれを転がしながら左手で片方の胸を揉みしだき、余った右手で蘭の足を撫で上げた。
直接触れる蘭の肌は、スベスベしていて上質のシルクを思わせる。


両方の胸を代わる代わる口と手で愛撫しながら、ショーツの端から指を滑り込ませた。
「ひゃ…っ!」
ショーツの中に入れた指先で秘所に直接触れると、蘭は甘い声をあげてオレの頭を抱き締めた。

「…うわ…すげぇビチョビチョ…」

思わず声に出して言ってしまった。
「やぁ…っ、そんな事言わないでよ、馬鹿っ!」
蘭が泣きながら抱き締めたオレの頭をバシバシ叩く。
「だって…ホラ…こんなに濡れてる…」

オレは蘭の胸から顔をあげると、指先にその蜜を掬い蘭に見えるようにその指を翳した。
「…!」
蘭は真っ赤になって言葉を失った。

「恥ずかしくなんてねーだろ…?オレに感じてる証拠なんだからさ…」

真っ赤になったその頬にチュッとキスをした。
「もうやだ…っ、新一の馬鹿ぁ…」
「やだ?ホントに?こんなになってるのに?」
オレがわざと意地悪く言うと、蘭は悔しそうに唇を一文字に結んでポロポロと涙をした。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!意地悪〜〜〜っ!」

オレって彼女馬鹿なんだろうか…
泣かせたくないのに、泣き顔さえ可愛くて堪らない。
「ワリィワリィ、もう苛めねーから…」

そう言って口付ける。
再び指先をその場所に戻して口付けを激しくしていった。
そのキスを蘭の唇から首筋、胸を掠めて段々と下の方へ下ろしていく。
「あ…っ」
可愛らしい臍に舌を捻じ込むと、蘭は身体を反らせて声を上げた。

そこに触れていた指をショーツの中から引き出すと、蜜に濡れたそこにショーツが貼り付き赤い秘宝が透けて見えていた。
下着の上からでもヒクヒクと蠢いていて、蘭が感じているのが判る。



やべ…もう止まんねーぞ…




オレは堪らず下着越しにそこに口付けた。
「あん…っ!」
蘭の身体が大きく跳ね上がる。
「蘭…蘭…!」
無我夢中で吸い付く。
「や…ああ…新一…っ!」

邪魔なその布を取り去り、蘭の足を抱え上げると蘭の中に舌を挿れる。



アツイ。



「や…新一…しんいちぃ…っ!」

蘭は縋るようにオレの髪をギュッと掴んだ。
舌を抜き、指でそこを摩りだす。
「ひぁ…あ、ああ…」

オレを感じて姿を現せた肉芽を、指先で暴いていく。
「や!ああっダメ…ダメぇ…っ!」
クリクリと指の腹で撫で上げると、快感から逃れようとしているのか蘭は身を捩った。



…ココってそんなに感度がいいのか…?


赤く色づき、オレの愛撫を感じてか、ヒクヒクと息づくように震えるその肉芽を指先で摘みあげると、蘭は更に甲高い声で鳴いた。
「ひあああんっ」



…すげぇ…早くぶち込みてぇ…


オレのそれは狭い下着の中で蘭を求めて既にかつてない程に勃ち上がっている。
直ぐにでも蘭の中を突き上げたいと昂ぶる熱をオレは必死で追いやった。
初めての時は女はすげぇ痛てぇって聞くし、蘭にそんな酷い事をしたくない。

矛盾してるよな…
本当は早く蘭の中に入りたいって思ってんのに…


少しでも鳴らそうと蘭の中に指を挿れると、それを拒むかのように蘭の内部がキュッと締まる。
「ん…っ」
蘭の身体がゾクッと震えた。
オレの指を包み込むその内部が熱く心地好い。
指だけでこんなに気持ち好いなんて。
「蘭…?痛くねーか?」
「ん…っ、痛くない…けど…なんか全身が熱くて…ヘンだよ…」
「それは感じてるんだろ?」
「…わ…判んない…っ」

挿れ込んだ指で蘭の中を丁寧に弄りながら、蘭が先程一番反応を示した肉芽を舌で捉えた。
「やぁ…ダメ、し、いち…っ、おかしくなちゃう…っ」
「おかしくなっていいよ…」

その芽を甘噛みすると、蘭はガクガクと身体を震わせて大きく仰け反り、悲鳴に似た声を上げた。

「ひゃああああんんんっ!」



どうやらオレの指と口でイってしまったらしい。


大きく肩で息をし、全身を桜色に染めている。

「蘭…平気か…?」
「…ん…」
呼吸が整わないまま蘭は潤んだ目でオレを見上げた。

その瞳にオレの中で何かが音を立てて壊れた。


「蘭…!…蘭…っ!」

自らの衣服を全て脱ぎ去り、蘭の身体に自分の身体を重ねる。
「…新一…」
オレの次の行動を予測したのか、蘭はギュッと目を瞑ってオレにしがみついてきた。

「ワリィ…もう我慢できねぇ…、…挿れてもいいか?」
蘭はオレの言葉に目を瞑ったまま震えながら頷いた。


オレは蘭の綺麗な脚を抱え上げると、腹に付くほどに反り返り、先端から先走りの露を零している猛り狂った熱を宛がった。
もう余裕なんて何処にもない。

「蘭…!」

グッと腰を進めると、蘭の中に侵入する。
「ひっ…ああああああっっ!」
蘭の口から悲鳴のような鳴き声が上がった。

先端を少し中に含ませただけで、すげー気持ち好い。
…でも…

「や…いた…痛い…新一…っ!」
蘭は首を振ってその痛みから逃れようとしていた。

「ごめんな…?ちょっと我慢しててくれな?」
オレはそう言って宥めようとするが、蘭は更にイヤイヤするように首を振った。
「イヤ…!痛い…っ痛いよぉ…っ!」

蘭がここまで痛みを訴えるのを聞いたことがない。
痛みとか苦しみとか悲しみとか…そういうのを全部我慢してしまうヤツだから。

…相当痛いんだろうな…
ごめんな…?
でもこここまで来て止めらんねー…

オレは蘭に口付けながら少しずつ腰を進めていく。
オレのそれが中に進むたびに、蘭の口から声にならない悲鳴が上がっていた。
侵入を拒むかのように、何かが先端に当たる。
それを突き破るようにグッと腰を進めると、蘭が今までより大きな声で鳴いた。
「ひあああああっっ!!!」

ヌルッと何かがオレと蘭の間を流れ落ちる。

…きっと蘭の血だ。

オレのそれは蘭の処女膜を破っちまったらしい…
痛みを与えて申し訳ない気持ちもあるが、初めて迎え入れる男がオレである事が嬉しい。

オレは根元までそれを入れ込むと、ふぅっと小さく息を吐いた。
「蘭…大丈夫か…?」
オレは蘭の頬を撫でながら囁くように言った。
その声に蘭がそっと震える瞼を上げた。
不安に揺れたその瞳が堪らないほど愛おしい…

「し…んぃちぃ…」
「…判るか…?全部入ったぜ…?オレ、今オメーの中にいる…」
「…え…?」
何が何か判らないといった様子の蘭に教えるように、オレは「ホラ…」と軽く腰を揺らした。
「ふ…ぅぅ…ん…」
その動きに蘭が甘く鳴く。

「もうちょっと我慢してろよ…?」

オレは蘭が返事する前に腰を動かし始めた。
「ふあっ、あっ、あんっ!」
蘭が甘い声をあげてオレにしがみ付く。
爪を立てられ、背中にチリッと痛みを感じた。


もう手加減できねー…!



蘭の一番奥を探るように腰を夢中で動かす。
その動きに合わせて、蘭の声が高くなっていく。

「蘭…!蘭…!」
「あん…!ああん…!しんいちぃ…!」
「蘭…好きだ…!オメーだけが誰よりも…!」
「…うん…っ、新一…好き…、大好き…っ!」
より強く抱き締め合い、オレは蘭の最奥を激しく突き上げていく。

唇を蘭の唇に近づけると、それに気付いた蘭が自ら求めてきた。
大きく開いた口を合わせ、激しく口付け合う。

ペチャペチャと互いの口の中を舌で嬲り合う音と、二人を繋ぐ淫猥な水音…蘭の嬌声…オレの息遣いが部屋に木霊していた。




もうダメだ…!イッちまいてぇ…!!



オレは唇を離すと、これ以上にない程に蘭の足を開かせ、膝が肩につく位に蘭の身体を二つに折って激しく突き上げた。


「ひあっ!ひあんっ!しん…しんいちぃ…っ、ダメ…もう…ダメぇ…!!」
蘭は迎えようとしている絶頂の兆しに、ギュッとシーツを掴んで耐えていた。
「蘭!蘭…っ!イッちまおう…?蘭…!」

これで仕上げとばかりに大きく突き上げると、蘭が悲鳴を上げる。
「ひっ、あああああああああああ…んんんんんっっっ!!!!」

絶頂に達した蘭の内部に抱き締められ、オレは耐え切れずに蘭の中に全てを吐き出した…










「ねぇ…?起きてる…?」
「…何?」
蘭の小さな問いかけに、蘭を腕に抱き締めたままウトウトしていたオレは彼女に目を向けた。
「…メリークリスマス、新一」
「…何だよ、イキナリ?」
「言ってなかったでしょ?ネックレスありがとね…」
毛布に包まれている蘭は全裸だが、オレの贈ったネックレスがその胸元に輝いていた。
「わたし…何にも用意してなくて…ごめんね。」
「いや…すっげー良いモン貰ったからさ…オレが一番欲しかったモン…」
オレがそう言うと蘭は心底判らないという顔で首を傾げた。
「…なんかあげたっけ?」
「超ニブ女。」
クスクスと笑って蘭の頬を指で突いたオレに、蘭はハタと気付いたような顔をした。
「お互い様だよ?わたしだって一番欲しかったモノ貰ったもん…」
そう言って蘭がフワッと綺麗に微笑う。

「ありがとな?一生大事にすっからな…?」

蘭は一瞬オレの言った意味が判らないという顔をしていたが、次の瞬間真っ赤になった。
「なんか…それ…」
「プロポーズみたいか?」
「…うん。」
「しっかりそのつもりだけどな…」
「嘘…?」
「ホント。」

蘭は更に真っ赤になって俯いてしまった。
「…イヤか?」
オレのその問い掛けに、蘭はオレを見上げて照れたように微笑った。
「…そんなワケないでしょ…?」









何があっても二度と離さない…

オレは今年のクリスマスに一生モノの宝物を手に入れた…




























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